お知らせ
志学通信 第7号
スマホについて
こんな記事を読んだ。
「自分のなりたいものについて書きましょう」という作文の授業で、
「僕はスマホになりたい」という作文を書いた小学生がいた。
「パパもママもいつもスマホを見ていて、
僕の話を聞いてくれない。僕の相手をしてくれない。
だから僕はスマホになりたい。」
目を見て話す。笑う。怒る。すべて心が育つのに大切だと思う。
車内でスマホをいじっている人の多さにあきれながら、毎日通勤している。
仕事中も、家庭の中でも、インターネットとスマホで一日を過ごす人が、
どれほどだろうと、危うさを感じる。
という私も、スマホで情報を得る生活が中心になっている。
だが、直接顔を見ながら、人の気持ちを考えながら、
話すことがどれほど大切かを考える。
メールで連絡することのほうが楽、顔を見て直接話すのがめんどくさい。
かもしれない。が、あいさつや、ありがとうと顔を見ながら伝える言葉や、
ちょっとした話題に心を砕くことは、人間の豊かさに通じると思う。
日常会話の中のちょっとした言葉や表情でで、どれほど人の心が動くだろう。
心が動くことで豊かな人間性が育つように想う。
大人は良いとしても、
心が育つ、子供の時期、青春の時期は、
特に丁寧に生の声で触れ合うことを大切にしてほしい。
2020/12/11(Y.Y)