新型ウィルスの影響で休校が続いております。

本年度の卒業証書授与式は執り行われないこととなり

学院長より職員に見守られながら各生徒に授与する形となってしまいました。

在校生との交流会も実施できず、皆で門出をお祝い出来なかったことが

残念でなりません。

これまでの年月で培われたものが大きな糧となって

彼らの笑顔は本当に輝いています。

見渡す限りの青空を仰いで両手を伸ばしているような笑顔ですが

これまでの道のりは様々な景色がありました。

足元の不安定さに、転がってしまうのではないかと尻込みしてしまうことも

躓いた先にあるフワフワした柔らかそうな草っ原に寝そべる振りして

涙することもあったことでしょう。

大きな崖を見上げ、ため息をついてしまうこと

「よし！」と、両腕を伸ばしゴツゴツした岩肌を掴みながら進むこと

痛みに挫けそうになることもありましたね。

この学び舎の中で交わされた時間の中から

生まれてきた想いや気づき、

そしてそれをひとつひとつ大切に磨き上げ、

積み上げていく姿は

十人十色というより、一人多色。

様々に彩られていました。

この卒業はゴールではなく、みなさんのスタート地点です。

飛翔！奮迅！

ご卒業おめでとうございます！