志学通信 第9号

雪花酥(シェファーソ)

中国人生徒の双子の姉妹が、土日の休みに美味しいヌガーをみんなに作ってプレゼントしてくれた。ひとつずつ可愛い袋に入れてシールを貼って、「みんなに配って」という様な感じで小さな小袋がたくさん入ったお洒落な袋をN先生に渡してくれた。

雪花酥シェファーソという美しい名前のお菓子。マシュマロ、バター、粉ミルクナッツ類などを入れた、本当に美味しいヌガーだった。

美味しく頂いた。配ってもらった生徒たちが、「有難う、美味しかったよ」と、次々にやって来た。大好評でした。

一年生の二人は、十二月の日本語検定の三級を目指して、猛勉強中。先生から早速レシピを日本語でホワイトボードに書く様に言われて、携帯機能を駆使してレシピを完成させていた。実に気持ちのいい、楽しい関係である。

作り方 

バターを入れる。弱火にする。マシュマロを入れる

解けたら、ピスタチオ、ビスケット、粉ミルク干しいちご入れる。

よく煮て、よく混ざったら 容器の底に粉ミルクを敷いて、入れて、冷ます。

冷蔵庫に入れる。切り分けて完成。

「酥」と言うのは読み方が同じなので古代の日本で作られていた「幻の食品」「蘇」のアレンジされた物ではないかと考えた。同一のものではない。とあったが、「蘇」は不明な部分の多い食品ではあるが、諸説に共通しているのは「蘇は乳を煮詰めた乳製品で美味しいもの」だそうだ。

2020/11/9(Y・Y)

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