Inter Class 高校入学準備クラス

年末に来日し、滞在間もない外国籍の生徒は、日々、日本語の渦に埋もれています。

昨日は、カタカナをマスターし、色の名前も徐々に言えるようになってきました。

 

いつもカップラーメンを食べているのを心配しておりましたので、昨日の昼食時に、明日は、自分たちで調理したものを食べよう!ということになりました。彼らが得意な中華料理を披露してくれました。

 

まずは、メニューを決めました。

昨日から、そのつもりでいた生徒は食材も持ち込んでくれる意気込み。

 

近くのスーパーで、トマトや手羽先、豆腐などを日本語で買い物をし、

必要な調味料の名前を何度も繰り返し教えてもらい、

ごま油や中華スープの素など、匂いをかいで確認をしていました。

 

煮物を水から作ることや、野菜や肉の下ごしらえも省かないで丁寧に作っていました。

日頃、母親のすることをよく見ていたようで、家庭の中での様子が伝わってきます。

 

・トマトと卵の炒め物

・手羽先のコーラ煮

・海苔のスープ

などが、手際よく次々に仕上がっていきました。

 

肝心なお味ですが、これもまた絶品でした。

 

インフルエンザなどウィルス騒ぎの日々が続く中の、暖かな時間になりました。日本でたくましく、楽しく人生を切り開いて欲しいものです。それを応援し続けられることが幸せだと思える時間となりました。

 

その他の記事